SDGsは「エス・ディー・ジーズ」と読みます。
省略しなければ「Sustainable Development Goals(サステナブル デベロップメント ゴールズ)」となります。
日本語では「持続可能な開発目標」と翻訳されています。
【S】Sustainable:サステナブル、持続可能な
【D】Development:デベロップメント、開発
【G】Goals【s】:ゴールズ、目標
2015年9月に開催された国連サミットで採択された、言うなれば「世界共通の課題」です。17項目の達成すべき目標(ゴールズ)が掲げられていて、2030年までに解決していこうという期間が定められています。
子ども達も学校の授業でSDGsを学んでいますし、流山市においては「流山市総合計画」の中でSDGsの推進を打ち出しています。
私がSDGsを掲げて活動しているのは「子どもたちの世代、孫の世代、そのまた次の世代のために、今を生きる私たちの世代が、続けてやっていけることを何か少しでも取り組みたい」からです。
そして、エスディージーズをよく知らないという人、取っ付きにくいと思っている人、何ならちょっと怪しいし信用できないなぁと思っている人も、ほとんどの人がSDGsを実践されています。SDGsの一例をあげてみますと、
・レジ袋をもらわないようにする。
・男性が育児休暇を取得する。
・フードロスを減らそうとしている。
・良い職場環境を作ろうとしている。
・誰かと協力し合っている。
このような日常での少し良いことは、概ねSDGsの17のゴールにつながっていたりします。
SDGsでは『多様性』を尊重しています。多様性は英語で「ダイバーシティ(diversity)」というそうです。
流山市は人口増加に伴って、多様な人が住む町になりました。流山市におけるダイバーシティの一例をあげてみますと「みんなが違ってあたりまえ」ということに気付かされます。
・住んでいる年数
・住んでいる住所
・年齢、生きてきた時代や環境
・性別、男性や女性やそれ以外の性別
・国籍、肌や目や髪の色
・価値観、たいせつにしたいもの
そしてSDGsには『だれひとり取り残さない』という基本理念があります。
「みんな違う」のに「だれも取り残さない」ためには。お互いに分かり合えなかったり違う部分があったとしても、分からない部分や違うことを認め合ったり、分かり合えることや同じところを探しあってみたり、という尊重しあえる優しい気持ちが大切なのだと思います。