Aspirations for municipal administration
今から10年以上前、38歳の時に市政への想いが芽生えました。
31歳で三井住友海上から東海相互サービス株式会社へ転職し、流山市に移り住みました。父の会社も三井住友海上も全国転勤のある会社だったのでいろんな所に引っ越しましたが、流山に家を買って引っ越した時に「この土地に根を下ろすんだ」という気持ちを強く抱きました。そしてしばらくは保険代理店の仕事に精一杯励み、とにかく最初の頃は仕事に無我夢中で政治家を目指すことなど全く頭にはありませんでした。
流山青年会議所(流山JC)に37歳で入会して1年が経った頃、初めて任された流山JCの講演会の事業で、流山市からの後援をもらうために市役所を訪れました。その時「地元企業と地域団体と行政」というのは密接に連携していることを知り、行政に関心を持ちました。
市政に関心を持った私は、次第に市政に興味を持つようになりました。
流山JCには3年半在籍しました。その間に東日本大震災が発生し、その復興に向けた活動、復興イベントの企画や運営にも深く携わりました。それから流山商工会議所青年部をはじめとする地域団体の活動をつづける中で、様々な活動を通じて市政に触れることも多くなっていきました。
一方で仕事においては、私が社長を務める東海相互サービス株式会社での流山市との保険取引が本格化し、一時は消防車や救急車といった公有車両の自動車保険を一手に引き受けるなど、会社としても実績を積み重ねていきました。市の職員さんから保険全般に関する質問やアドバイスを求められることも多くなり、2021年1月には地方創生を支援するあいおいニッセイ同和損害保険株式会社と流山市役所の架け橋となって「包括連携協定」の締結へも尽力いたしました。
仕事や地域団体の活動を通じて市政と接する機会を持つ中で、10年前に抱いた市政への関心は日を追うごとに興味が強まり、やがて興味は市政を担いたい志へと変化していきました。
流山市政に対して真剣に向き合うために、後援会ではなく市政会と名付けました。
保険代理店は「何かあったとき、すぐにお客さまのもとへ駆けつける」仕事です。市政に志を抱いたからといって、本業のお客さまのことを考えて二足のわらじを履くことに躊躇していましたが、会社において私の代わりにすぐに動いてくれる頼れる社員に恵まれたことをきっかけに『川本ひろたけ市政会』を2021年11月12日にに設立いたしました。
流山市政を考える会、流山市をより良くするために語る会、流山市民の生活を明るく豊かにする会、などなど、この会の目的を表す名称を考えましたが、不思議と個人名+後援会という名前は一切考えず、最後はシンプルに市政会と名付けました。そして市政会の立ち上げは、市政への志が覚悟に変わった瞬間でもありました。
2023年4月に流山市議会議員改選の時期を迎えます。
朝の駅頭活動を開始しSNSによる活動の情宣を行って参りました。流山ロータリークラブなどのボランティア団体の活動をこれまでどおり行うとともに、地元の南流山自治会では自治会館建替えにも深く携わっています。市政とは市民のみなさまへの行政サービスであり、市民のみなさまとふれ合うこと、みなさまのお声に耳を傾けること、地域にとけ込んで貢献すること、こうした活動が市政会の原点になると考えています。
「市民」と「市政」のパイプ役になるのが市議会議員の務めです。地域の困りごとを声高に市政にぶつけてくれる身近で頼りがいのある存在を目指して、日夜邁進して参ります。